ちはやふる-めぐり-:新キャストで織りなす競技かるたの新時代
女優の広瀬すずが主演を務めた映画「ちはやふる」から10年後の世界を舞台とした連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」が、日本テレビ系列で放送されることが発表されました。本編ではキャスト一新され、令和の高校生たちが競技かるたに挑む新たな物語が始まります。
キャスト一新で描く新たな青春ドラマ
「ちはやふる-めぐり-」では、映画版とは異なるキャストを起用し、令和を舞台にした全く新しい物語が展開されます。主人公たちの青春と成長を再び追い求め、新世代の観客へと届けます。この新作では、映画シリーズのメインスタッフも参加しているため、ファンにとっては見逃せない作品となるでしょう。
原作者・末次由紀氏の新たな挑戦
原作の末次由紀氏は、「映画の世界観を基にしつつ、原作にはないオリジナルのストーリーで展開するドラマ化です。私も原作者として脚本のプロット段階から関わらせていただきました。映像でどのように輝くのか、ワクワクしています」と語っています。また、プロデューサーの榊原真由子氏とのディスカッションを重ねながら、キャラクター一人一人の人生に光を当てることを大切にしていると言います。
ちはやふるシリーズの軌跡
「ちはやふる」は、末次由紀氏による漫画作品で、主人公・綾瀬千早とその仲間たちが競技かるたを通じて友情と成長を描いた作品です。2007年から2022年まで講談社「BE・LOVE」で連載され、シリーズ累計発行部数は2900万部を突破しています。
実写映画化の成功とその反響
本作は2016年に「ちはやふる-上の句-」「同-下の句-」として、2018年には「同-結び-」として実写映画化されました。主演の広瀬すずを始め、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、賀来賢人、松岡茉優、清原果耶など豪華キャストが出演し、シリーズ累計興行収入は45億円を突破。青春映画の金字塔として、多くの支持を集めました。
「ちはやふる-めぐり-」は、旧作のファンはもちろん、新たにちはやふるを知る世代にも楽しんでいただける作品として期待されています。新たなキャストと共に新時代の幕開けを飾るこのドラマは、競技かるたの魅力をさらに広め、視聴者の心に深く響くこと間違いありません。