『ちはやふる-めぐり-』の新たな展開:末次由紀の名作をドラマ化
10年後の世界へようこそ:末次由紀による新たな挑戦
広瀬すず主演映画『ちはやふる』から10年後の世界を描く『ちはやふる-めぐり-』が、7月期に日本テレビ系連続ドラマとして放送されることが決定しました。このドラマは、競技かるたを通じて友情や成長を描く末次由紀の漫画『ちはやふる』を基にした作品です。シリーズ累計発行部数2900万部を突破したこの作品は、第2回マンガ大賞2009や講談社漫画賞少女部門など、多くの賞を受賞しています。
映画からドラマへ:新しいキャストで現代版を展開
『ちはやふる』シリーズは2016年に『ちはやふる-上の句-』と『ちはやふる-下の句-』、2018年には『ちはやふる-結び-』として実写映画化され、累計興行収入が45億円を超えました。今回のドラマ版ではキャストを一新し、令和の高校生たちが競技かるたに挑む新たな物語が展開されます。制作には映画シリーズのスタッフも参加し、原作者の末次由紀も脚本プロットの段階から関わっています。
末次由紀からのコメント:新たな物語への期待
末次由紀は「映画の世界線を基にしつつ、オリジナルストーリーで展開するドラマ化にワクワクしています」と語りました。さらに、「新しいキャラクターたちが息吹を得て動き出す様子や競技かるたの練習に励む俳優たちの成長ぶりには驚かされています」とも述べています。彼女はこの作品が子供たちや家族に頑張ることの楽しさを伝えることを望んでいます。
小泉徳宏、ショーランナーとして登場
映画シリーズで監督を務めた小泉徳宏が、本作ではショーランナーとして参加。彼は「次世代へと継承していく精神にのっとり、新たな役割を次世代へ託します」とコメントしています。また、小泉は『ライターズルーム』という共同脚本執筆システムで作品に関わり、複数の脚本家と協力して新しい物語を紡ぎます。
制作チームの情熱と新たなキャスト
プロデューサーの榊原真由子は、末次由紀と何度もディスカッションを重ね、原作のキャラクターたちを愛し、その人生に意味を与える決意を新たにしました。また、映画シリーズからキャストを引き継ぎ、新しい世代の俳優たちが出演します。昨年からかるたの練習を重ねてきた新キャストたちの活躍に注目が集まります。
製作進捗と今後の展望
藤田直哉監督や脚本家たちは、末次由紀と共に新たな『ちはやふる』を創り出しています。この制作では2000人を超える大オーディションで選ばれたキャストたちが参加。新しい青春ドラマの到達点を目指し、スタッフ一同が熱意を注いでいます。ドラマ『ちはやふる』の公式チャンネルからの進捗報告を楽しみにお待ちください。