ディバラが輝いたローマ対ラツィオ―デルビー・デッラ・カピターレの熱戦
セリエA第19節、イタリアを代表する熱狂的な試合「デルビー・デッラ・カピターレ」が行われ、ローマがラツィオをホームで迎えました。両チームにとって重要な一戦で、各チームの戦略と選手たちのパフォーマンスが試されました。
ローマの戦略とクラウディオ・ラニエリの采配
ローマは今季、クラブレジェンドのダニエレ・デ・ロッシが指揮を執り開幕したものの、成績は芳しくなくすでに2回監督が交代し、現在はクラウディオ・ラニエリがチームを指導。**ディバラ**を含む選手たちの力を活かし、後半戦の巻き返しを狙っています。ラニエリ監督就任後、公式戦で4勝2分2敗とやや持ち直しており、このダービーも重要な布石となりました。
立ち上がりからリードを奪ったローマ
試合序盤、ローマは11分に動きを見せ、アルテム・ドフビクからのパスを経由し**ディバラ**がチャンスを演出。彼の右サイドへの展開からアレクシス・サーレマーケルスのクロスにロレンツォ・ペッレグリーニが決め、先制点を奪取します。このゴールは今季**セリエA**初ゴールの価値を持つものでした。
速攻を仕掛けるディバラの存在感
18分、GKミレ・スヴィラルからのロングフィードをディバラが再び見事に活かし、中央を突破。ディバラは相手を引きつけながら右へパスを送り、その一瞬の間にサーレマーケルスがフィニッシュを果たしました。**ディバラ**のプレーにより、ローマのリードは2点に広がります。
巻き返しを図るラツィオの奮闘
前半終了までにリードを広げたローマに対し、ラツィオも挑戦を諦めず、徐々に攻撃を展開します。バレンティン・カステジャーノスやヌーノ・タヴァレスが重要な役割を果たそうとしますが、ローマ守備陣の壁を破れませんでした。
ディバラとローマの勝利で勢いをつける
試合はローマが2-0で勝利し、公式戦直近4試合の成績を3勝1分として、ラニエリ監督の下、**逆襲**の基盤を築くことに成功しました。**ディバラ**も重要な役割を果たしたこの試合により、次節の対ボローニャ戦に向け、チームに勢いがついています。一方のラツィオは、苦戦が続いており巻き返しを図らねばなりません。
ローマは次にボローニャと対戦し、ラツィオはホームでコモと戦う予定となっています。これからの試合にも注目が集まります。
【スコア】
ローマ 2-0 ラツィオ
【得点者】
1-0 10分 ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
2-0 18分 アレクシス・サーレマーケルス(ローマ)