岸辺露伴は動かない：懺悔室で描かれる運命の物語
荒木飛呂彦の名作漫画が、高橋一生を主演に迎えて実写化された「岸辺露伴は動かない」。その最新作となる映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」が2025年5月23日に公開されます。飯豊まりえも引き続き出演するこの映画は、アスミック・エースの配給で、特別なビジュアルとトレーラーも合わせて公開されました。
作品の舞台：ヴェネツィアロケの壮大なスケール
映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、原作の中でも人気のエピソード「懺悔室」を完全映画化したもので、邦画初となる全編ヴェネツィア撮影を敢行しました。映画の撮影は、ヴェネツィアを象徴するサン・マルコ広場やサン・ロッコ教会など、歴史的名所で行われ、多くの貴重な建物や絵画が作品に映り込んでいます。
岸辺露伴と懺悔室：物語の核心
物語は、漫画家の岸辺露伴が取材旅行で訪れたイタリアのヴェネツィアで、「懺悔室」に興味を持ったことから始まります。懺悔室とは、信者が神父に罪を告白し、魂の浄化を求める場所です。露伴は好奇心から神父になりすまし、告白しに訪れた男の話に耳を傾けます。その男は25年前の恐ろしい出来事を語り始め、物語はスリリングな展開を迎えます。
映画の製作と演出：スタッフとキャストの挑戦
監督の渡辺一貴は、テレビドラマシリーズから続投し、今回も監督を務めています。脚本は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られる小林靖子が担当。これまでの物語にオリジナルのエピソードが加わり、「呪い」に満ちたサスペンスが展開されます。
出演者のコメント：高橋一生と飯豊まりえの声
主演の高橋一生は、「岸辺露伴は動かない」を5年間演じてきた経験について、「ここまで演じられたことや、多くの人との出会いに感謝しています。特に今回、原作と同じヴェネツィアでの撮影が実現したことに感激しています。」と語りました。
泉京香役を務める飯豊まりえは、「再び露伴の世界に参加できたことは幸せで、大切に演じました。ヴェネツィアの歴史と芸術に彩られた環境での撮影は特別な体験でした。」とコメントしています。
公開に向けて：期待の高まる映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」
映画の公開に先駆けて、2種類のティザービジュアルが公開されました。どちらも、物語の舞台である教会を背景に撮影されており、神秘的な雰囲気を漂わせています。高橋一生演じる露伴が神父席に座る姿が描かれたビジュアルでは、顔が半分しか見えず、好奇心を掻き立てられます。
この作品は、ファンを魅了してやまない物語を更に壮大なスケールで描いており、一層の注目が集まっています。ぜひ映画館で、その特別な体験を楽しんでください。
