高橋一生主演の映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』がヴェネツィアで完全映画化
荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』からスピンオフした『岸辺露伴は動かない』。この作品では、漫画家でありながら特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ岸辺露伴が、奇怪な事件に立ち向かう姿を描いています。高橋一生が演じるこのドラマは、2020年から3期にわたって放送され、2023年には映画版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開されています。
【映画の見どころ:全編ヴェネツィアロケ】
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、ファンの間で屈指の人気を誇るエピソード「懺悔室」を映画化したものです。これまでにない規模で、全編ヴェネツィアロケで撮影されたこの作品は、史上最高のスケールで完全映画化を実現しています。高橋一生が演じる岸辺露伴は、水の都ヴェネツィアで背後に死の影を感じながら歩む姿が印象的です。
【仮面を被った男の「告白」と呪い】
露伴が訪れた教会の懺悔室では、仮面を被った男が恐ろしい「告白」を耳にします。これは、かつて誤って浮浪者を殺してしまった男にかけられた呪いの話です。その呪いは、「お前が幸せの絶頂の時に、俺以上の“絶望”を味わわせてやる」といったもの。浮浪者の怨念により、男には次々と幸せが襲いかかるのです。
【美しき仮面職人や怪しげな男との出会い】
露伴の前に現れるのは、美しき仮面職人のマリア(玉城ティナ)と、行く先々に現れる怪しげな男・田宮(井浦新)です。これらの運命的な出会いにより、露伴自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっていることを知ります。仮面の男の正体や露伴の抑えられない好奇心から開けてしまった真実の扉が、どのような結末へと導かれるか、非常に期待が高まります。
【荘厳なビジュアルとムビチケ情報】
公開されたビジュアルでは、荘厳なサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂を背景に、高橋一生演じる岸辺露伴が鋭い視線を投げかける姿を捉えています。「最高の幸せは”最大の絶望”を連れてくる」というキャッチコピーが加えられ、視覚的にも心に残る仕上がりです。
3月14日よりムビチケ前売券の販売が始まりました。カード券のデザインは、懺悔室の神父席に腰掛けた露伴の姿を捉えたもので、特典としてオリジナルポストカードが付属します。赤一色に染まったデザインがストーリーの謎を象徴するかのように観る者の想像力を刺激します。また、オンライン版のムビチケには特典としてオリジナルスマホ壁紙が付いています。
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、5月23日に公開予定です。高橋一生の演技と壮大な舞台設定が見どころのこの作品、ぜひ劇場でその真髄をお楽しみください。