フラガール舞台化:丹生明里の初主演に注目
元日向坂46の丹生明里が、舞台『フラガール-dance for smile‐』で舞台単独初主演を務めることが決定しました。約7年半活動したグループを卒業してから、彼女にとって初めての演技挑戦となります。
映画『フラガール』の魅力的な舞台化
本作は、数々の映画賞を受賞し、日本映画史に名を刻む名作として高く評価されている映画『フラガール』を舞台化した作品です。映画は第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞や第80回キネマ旬報ベストテン第1位などを獲得しており、映画の感動をそのまま舞台に再現します。5月22日から6月2日まで、東京の新国立劇場 中劇場にて上演される予定です。
昭和40年代の福島県を舞台にした物語
舞台の背景は昭和40年の福島県いわき市です。エネルギー革命によって炭鉱の町が衰退していく中で、未来を切り開くためフラダンサーを目指す少女たちの奮闘が描かれます。彼女たちの姿を通じて、笑いと涙、感動を観客に届けます。
丹生明里、リーダー役で新たな挑戦
丹生明里はフラガールのリーダーである谷川紀美子役を演じます。家族の反対を押し切り、フラダンサーを目指す少女の強さと葛藤を余すことなく演じ切ります。「躍りが好きでライブが大好きな私だからこそお見せできるフラガールを皆様にお届けしたい」と意気込みを語っています。
魅力的なキャスト陣
都会から来た元ダンサーでフラガールたちの指導役・平山まどか役には映梨那がキャスティングされています。紀美子の親友・木村早苗役には中村里帆、シングルマザーでフラガールを目指す初子役には木崎ゆりあ(崎=たつさき)が共演します。また、舞台版オリジナルキャラクター・和美役には菅原りこが参加し、新たな風を吹き込む予定です。
重厚なサポート役とスタッフ
紀美子の兄・洋二朗役には細貝圭、ハワイアンセンター設立を推進する労務課長・吉本紀夫役には神尾佑、また「炭鉱の娘は炭鉱を支えるもの」と信じる母・千代役に有森也実が決定しています。さらに、総合演出には「トレンディドラマの生みの親」と称される河毛俊作氏、構成・演出には現代エンタメ演劇をリードする岡村俊一氏がタッグを組んでいます。
丹生明里の意気込み
丹生明里は「これまでは日向坂というグループの中での自分を生きてきました。これからは一人で歩いていかなければならないという決意と不安が、主人公の紀美子の気持ちと重なって、演じることが楽しみです。フラガールを通して新たな自分をご覧いただけるよう全力で挑みます」とコメントしています。彼女の新たな挑戦に期待が高まります。