映画『火喰鳥を、喰う』の魅力を徹底解剖
新進気鋭の俳優、水上恒司が映画『火喰鳥を、喰う』で初の単独主演を務めます。本作品は原浩の「第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」受賞作を実写化したもので、10月3日に公開される予定です。
物語の概要と魅力
『火喰鳥を、喰う』は、主人公の久喜雄司(水上恒司)の元に、戦死したはずの祖父の兄が書いた謎の日記が届くところから始まります。“火喰鳥、喰いたい”という不思議な言葉を含むその日記は、過去と現在を繋ぎ、周囲に不可解な出来事を引き起こします。このミステリアスでホラーテイストなストーリーは、観客を飽きさせることがありません。
出演者と監督のコメント
本作品の監督は、本木克英が担当し、水上恒司と初タッグを組みました。また、ヒロインには元乃木坂46の山下美月が抜擢され、彼女は持ち前の演技力で魅力的なキャラクターを演じています。監督の本木は「人間の執着心が異世界を創出するという概念を映像化できることは挑戦でした」と語っています。
主人公 久喜雄司の役どころ
水上恒司が演じる久喜雄司は、地に足の着いた役割を与えられた普通の男性。しかし、日記を巡る怪異との戦いを通じて、家族を守るために奮闘する姿が描かれます。水上は「キャッチャーのように受けて反応する役で、さまざまな人物との関係性を構築していくのが面白かった」と述べています。
山下美月の演技
山下美月は、ヒロイン・夕里子として、聡明で儚げな中にも芯の強さを持つ役を見事に演じています。山下の演技について水上は「同年代でありながら異なるバックグラウンドを持つ彼女との共演は刺激的でした」とコメントしています。
製作陣からのメッセージ
原作者の原浩は、「ヒクイドリを題材にした空想が膨らんで完成した作品です。多くのスタッフとキャストの力で映画化され、多くの観客に不思議で恐ろしい体験を届けます」と語り、プロデューサーの横山和宏も「水上さんの繊細な声質が、雄司の存在感を引き立てる」と彼のキャスティングに自信を示しています。
映画『火喰鳥を、喰う』は、ミステリーとホラーが交錯する独特な世界観を持ち、多くの要素が巧妙に絡み合った作品です。公開日まで待ちきれないこの作品を、映画館で体験してください。