『I, KILL』: 京都撮影所が魅せる新たなサバイバルスリラー
WOWOWオリジナルドラマの挑戦
木村文乃と田中樹がダブル主演する『連続ドラマW I, KILL』が、WOWOWと松竹京都撮影所の初コラボレーションで誕生しました。この作品は、歴史スペクタクルとサバイバルスリラーの新境地を描き、観るものを圧倒します。
物語の舞台と群凶の脅威
舞台は関ヶ原の合戦から35年後の日本。平和が戻りつつあった時代に突如現れる「群凶」。人を襲う存在で、幕府は密かに討伐衆を派遣し、その恐怖を隠していました。物語は、そんな危険な世界を舞台に展開されます。
主人公たちの運命
過去を隠しながら医師の助手として暮らすお凛(木村文乃)は、妹・トキの病気を治す旅に出ます。一方、記憶を持たないまま群凶となった士郎(田中樹)は、自分の存在を探る旅を始めます。二人の運命が交錯し、壮絶な戦いが繰り広げられます。
撮影と京都撮影所の挑戦
撮影は松竹京都撮影所を中心に行われ、伝統美と新たな映像表現の融合が試みられました。木村文乃は「現場の皆さんとの協力で、誰一人の想いも隠さずに素晴らしい作品を作り上げることができた」と語っています。
アクションに挑む2人の俳優たち
木村と田中は本格的なアクションシーンに挑戦しました。田中は「群凶となった士郎を演じる上で、人間としての魅力をどう表現するか試行錯誤した」とコメント。また、殺陣の稽古を通じて初挑戦ながらも力強い演技を見せています。
テーマ「生きる(I, KILL)」
『I, KILL』は「生きる」というテーマを基に、群凶と人々の日常を描きます。「I, KILL」という言葉には、人間としての生きる意味を問い直すメッセージが込められています。この壮大な物語は、観る者に強い感動を与えるでしょう。
新たな映像表現とクリエイターたち
本作には、松竹京都撮影所の一流スタッフと気鋭のクリエイターが集結しています。監督には、ポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞したヤングポールと、定評ある演出力を持つ服部大二が参加。特殊造形には日本映画界のトップクリエイターが担当しており、視覚的にも見応えのある作品となっています。
主人公たちのクランクアップコメント
木村文乃は、「現場での経験を通して、私自身の生きる意味を見出せた」とコメント。一方、田中樹は「士郎という半群凶の葛藤を通じて、新たな挑戦を楽しむことができた」と振り返っています。そして、観る者にこの物語を通じて何かを感じ取ってもらえたら嬉しいという思いを語りました。
この新たな挑戦が、WOWOWオリジナルドラマと松竹京都撮影所のさらなる飛躍となることを期待しています。