日本政府、訪日ビザの新しい発給要件について検討中
要件緩和に向けた動き
日本政府は、中国人向けのビザ(査証)発給要件を緩和する方向で調整に入った。これには、提出書類の簡略化や、複数回渡航できる数次ビザの対象拡大が含まれています。日中両国は関係改善に向けた動きを進めており、人的交流の拡大に弾みをつける狙いがあると日本政府関係者が話しました。
外相会談での要件緩和の決定伝達
中国政府は11月末、日本人向けの短期ビザ免除を再開し、日本政府もこれに呼応して要件緩和を検討中です。岩屋毅外相は月内にも中国を訪問し、王毅共産党政治局員兼外相と会談し、要件緩和の決定を伝える可能性があると報じられています。
具体案の検討と協議
現在、中国人が観光目的の訪日ビザを申請する場合、ゴールド以上のクレジットカード保有や年収・資産の証明書、居住地確認の書類などが必要となります。外務省や法務省などの関係省庁は近日中に協議を進め、具体案を詰めていく予定です。