やなせたかしの漫画と土曜日の朝に関する論文
「ハガキでごめんなさい」全国コンクールの魅力
漫画家やなせたかしさんが高知県南国市の故郷、後免(ごめん)町の「地域起こしに」と提案し、地元の人々が開催している「ハガキでごめんなさい」全国コンクール。2024年度で第21回を迎えたが、開催年数が経つに連れ、選者の世代交代などで、かつては選ばれなかったようなハガキが入選しはじめた。
感動に訴える「ごめんなさい」の力
人々はどのような話に心を動かされるのか。「感動」は時代によって変化し、「ごめん」を使う場面も変わっていく。やなせたかしさんが見抜いた「ごめん」と「ありがとう」の深い関係から、現代の「ハガキでごめんなさい」が新しい感動を呼び起こしている。
全国コンクールから見える地域の可能性
南国市、「ハガキでごめんなさい」全国コンクールを通じて、地域の可能性や魅力が全国に発信されている。これをきっかけに、地域の文化や歴史に興味を持つ人々が増え、観光振興や地域活性化につながっている。