ETCシステム障害による影響と復旧状況
2023年10月6日未明、中央自動車道や東名高速道路などでETCシステム障害が発生し、東京、神奈川、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重の7都県にある一部の料金所とETC専用レーンが閉鎖される事態となりました。この問題により料金所での通行に支障が出ていますが、係員のいるレーンは引き続き利用可能です。
ETCシステム障害の影響範囲
中日本高速道路(名古屋市)によると、午前10時半時点で、同社が管轄する23路線のうち15路線で計80カ所以上の料金所でETCが利用できない状況にあります。このような大規模なシステムトラブルは、平成17年の道路公団民営化以降初めてのことであり、中日本高速道路は原因を調べつつ、復旧作業を急いで行っています。
影響を受けた高速道路
- 東名高速道路
- 新東名高速道路
- 新東名高速道路清水連絡道路
- 中央自動車道
- 首都圏中央連絡自動車道
- 中部横断自動車道
- 伊勢湾岸自動車道
- 新名神高速道路
- 紀勢自動車道
- 東海環状道
- 東名阪自動車道
- 名神高速道路
- 伊勢自動車道
- 東海北陸自動車道
- 東富士五湖道路
故障原因と復旧の見通し
現在、中日本高速道路は懸命に故障原因の特定を行いながら、早急な復旧を目指しています。ETCシステムの迅速な復旧がユーザーの利便性向上に繋がるため、関係者は継続的に作業を進めています。今後の動向については、中日本高速道路の公式サイトや高速道路情報で随時更新される予定です。
利用者への影響と対応策
ETCシステム障害により、利用者には不便が生じていますが、係員のいるレーンを利用することで、ある程度の問題回避が可能です。なお、混雑が予想されるため、通行の際は時間に余裕を持ち、交通情報を適宜確認することをお勧めします。また、公共交通機関の利用を考慮するのも一つの方法です。
このETCシステム障害が一日も早く解消され、安全かつ快適な高速道路の利用が再開されることを期待しています。