シカゴでの活躍を見せた今永昇太 〜開幕戦での圧倒的なパフォーマンス〜
カブスの投手である今永昇太(31歳)は、日本時間5日にパドレスとの開幕戦に先発し、圧倒的なパフォーマンスを見せました。彼は自己最長となる7回1/3を投げ、1本塁打の4安打1失点、4三振無四球の成績で2勝目を挙げました。防御率は0.98となりました。試合は3-1でカブスが勝利し、これにより4連勝を達成しました。パドレスの連勝は7で止まりました。
試合の詳細: 今永昇太の投球術
今永昇太はパドレスの強力な打線を抑えることに成功しました。初回では、3番打者マチャドに対し、内・角低めの92.5マイル(約149キロ)のフォーシームで見逃し三振を取りました。
2回には、先頭打者ボガーツに大飛球を打たれましたが、中堅手クローアームストロングが好捕。後続を左飛、中飛に打ち取り、ピンチを切り抜けました。
しかし、3回二死からは9番打者マルドナドに初球を左翼席に運ばれ、1-1の同点に追いつかれる場面もありましたが、その後は安定した投球を見せました。
試合のハイライト: 終盤の攻防
4回では二死からメリルに左中間二塁打を許しましたが、グリエルをスプリットで三ゴロに抑えました。5回でもピンチを迎えましたが、堅実な守備で乗り切りました。
6回には、代打ターナーの適時内野安打と相手の失策で2点リードを広げ、試合の流れを引き寄せました。9回は11球で三者凡退を取る安定感を見せました。
試合後の今永昇太の心境とチームへの感謝
試合後、地元メディアのインタビューで今永昇太は、「チームの守りがあったからこそ長いイニングを投げることができました」と野手陣への感謝の気持ちを語りました。また、打線については「どこからでも点が取れますし、ヒットが出なくても得点できるのが心強い」とコメントしました。
今季もカブスを牽引するであろう今永昇太が、これからのシーズンでもどのような活躍を見せてくれるのか、ファンの期待が高まります。彼の今後の試合にも注目が集まることでしょう。