J.B.ウェンデルケンのアスレチックス時代とその後のキャリア経緯
昨シーズンまでDeNAで活躍していたJ.B.ウェンデルケン投手(31歳)が、新たにパドレスとマイナー契約を結びました。このニュースは、14日(日本時間15日)に米メディア「ファンサイデッド」のロバート・マレー記者によってSNSで報じられました。ウェンデルケンはメジャーキャンプに招待選手として参加することになります。
アスレチックスでの活躍と評価
ウェンデルケンは2012年にドラフト13巡目(全体421位)でレッドソックスから指名されプロ入りしました。その後、2013年7月にホワイトソックス、2015年12月にアスレチックスにトレードされ、2016年5月にメジャーデビューを果たしました。アスレチックス時代には、トミー・ジョン手術を乗り越え、2018年に復帰しました。2020年には21試合の登板で防御率1.80を記録するなど、チームに貢献しました。
ダイヤモンドバックス移籍とその後の変遷
しかし、2021年8月にダイヤモンドバックスに移籍したウェンデルケンは、2022年7月には40人枠から外れ、自由契約となりました。その後、同年11月にDeNAと契約し、日本でのプレーを開始しました。彼はDeNAでセットアッパーとして多くの試合に出場し、来日1年目に61試合で防御率1.66、2勝2敗、3セーブ33ホールドという成績を挙げました。
NPBでの活躍とメジャー復帰への期待
昨シーズンはケガの影響で28試合の登板にとどまりましたが、NPBでの通算成績としては89試合で3勝3敗、3セーブ49ホールド、防御率1.67を記録しています。メジャーでの通算成績は144試合で10勝6敗、2セーブ11ホールド、防御率4.00です。
今後、パドレスでの活躍が期待されるウェンデルケンは、再びメジャーでの輝きを取り戻すことができるでしょうか。その動向に注目が集まっています。