チェルシーがトッテナムに1-0で勝利【ブレナン】を巡る激戦の行方
3日にスタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節、チェルシーがホームでトッテナム・ホットスパーを1-0で下しました。この試合はチェルシーにとって、インターナショナルマッチウィーク前の重要な対戦でした。
チェルシー、厳しいCL出場権争いを維持し続ける
チェルシーは前節、アーセナルとのダービーを0-1で落とし、公式戦連勝が「4」でストップしましたが、ライバルクラブの取りこぼしによって4位を死守。しかし、チャンピオンズリーグ（CL）出場権争いは依然として厳しいものがあります。今回の2戦連続ダービーマッチで勝ち点3が必須となったチェルシーは、先発を4人変更し、パーマーやジャクソンを起用しました。
トッテナム、ヨーロッパリーグ制覇を目指すもリーグ戦での低迷が続く
一方で14位のスパーズは、前節フルアムに0-2で敗れ、リーグ戦での未勝利が続いています。トッテナムの目標はヨーロッパリーグ（EL）制覇ですが、リーグ戦でのさらなる低迷は許されません。今回のダービーでは、先発を5人変更しましたが、白星には至りませんでした。
試合展開とブレナンの動き
試合は開始早々からオープンな展開に。チェルシーは攻守の切り替えを強調し、パーマーを起点にスピードアップを図りました。54分にブレナン・ジョンソンが投入され、トッテナムは高い位置でのボール奪取からサールのゴールで一時同点に追いつくかに見えましたが、ファウルの判定で得点は取り消されました。
試合を決めたエンソ・フェルナンデスのヘディング
後半50分、チェルシーはパーマーの正確なクロスからエンソ・フェルナンデスがヘディングでゴールを決めました。これが試合の唯一の得点となり、チェルシーが1-0で勝利を収めました。
チェルシー、シーズンダブルで4位キープ
この結果、チェルシーは現状の順位通り、2シーズン連続でトッテナム相手にシーズンダブルを達成し、4位をキープしました。
試合の後半では、チェルシーが守備的陣形に移行し、スパーズは何度か攻撃のチャンスを得ましたが、チェルシーの守備に阻まれました。一方で、トッテナムはブレナン・ジョンソンを投入し、攻撃の活性化を図りましたが、ゴールを挙げることができずに敗戦となりました。
今回のダービー勝利でチェルシーはランキング4位を堅持し、トッテナムはリーグ戦4試合勝ちなしの状態が続きます。ブレナン・ジョンソンの登場が試合の流れにどのような影響を与えたかが、今後の注目ポイントと言えそうです。
