【はやく起きた朝は】語られる涙と感謝の物語
磯野貴理子さん(61)は、フジテレビの長寿番組「はやく起きた朝は…」で、ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」のスタッフの訃報に涙した。この番組は1994年4月からスタートし、磯野さん、森尾由美さん(58)、松居直美さん(57)の3人で進行しています。今年で32年目を迎え、地上波から有料のCS放送へと移行することが決まっています。
つば九郎との特別な絆
磯野さんとつば九郎の関係は、単なるマスコットとそのファンという枠を超えて深いものでした。彼女が2018年にヤクルトファンになり、「超・つば九郎タイムス」で共演した際には、**つば九郎**のブログやコラムに癒され、元気をもらったと数々の場面で感謝の意を表しています。
視聴者との心の交流
ある日、「はやく起きた朝は」の公開収録にて、視聴者からの手紙が紹介されました。その手紙には、かつて自宅が火事に遭った際、番組の3人に励まされたエピソードと、その後の感謝の言葉が綴られていました。手紙に心を打たれた松居さんは、涙を見せずにはいられませんでした。この感動の瞬間は**はやく起きた朝**ならではの温かさに包まれていました。
涙に包まれる磯野貴理子
松居さんが「泣いていいんだよ」と磯野さんを励ますと、彼女はスタッフの早すぎる死に涙を堪えきれず、「つば九郎…」とその名を口にしました。**悲しすぎる時**には、思いもよらない場所で涙が溢れることがあります。普段、涙を見せないと心に決めていた彼女ですが、つば九郎の思い出が溢れ、電車の中でその存在を思い出す日々を過ごしています。
つば九郎との思い出
ドラマ「つばめ刑事」で再び共演し、温かな関係を築いていた磯野さんとつば九郎。2019年のヤクルト―広島戦での始球式では、その絆の深さが垣間見えました。**つば九郎**は磯野さんの離婚発表をいじりながらも、温かい目で彼女を見守っていました。その関係性が多くのファンに愛された理由でしょう。
つば九郎のいない神宮球場を訪れることができない心の内を告白した磯野さん。でも、今年こそは応援に行かなければと決意を新たに語りました。彼女にとって「はやく起きた朝は」は、懐かしさと感謝が交錯する特別な番組なのです。
最後に、長年の共演を通じて深まった絆に思いを寄せながら、心の中に生き続けるつば九郎へ感謝の言葉を述べました。