レアル・マドリード、激戦を制しベスト8進出:ルーカス・バスケスの貢献
レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードの激闘
欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が12日(日本時間13日)に行われました。昨季の王者レアル・マドリードは、敵地で同じスペインの強豪チーム、アトレチコ・マドリードと対戦しました。試合は0―1で敗れたものの、2戦合計2―2の引き分けから延長戦に持ち込み、PK戦で4―2の勝利を収め、見事にベスト8進出を決めました。
試合の展開とキープレーヤー
試合開始1分に左サイドから攻め込まれ先制点を許したレアル・マドリード。しかし、すぐに立て直し、敵陣を脅かしました。後半25分にエースのフランス代表FWキリアン・エムバペが倒され、PKのチャンスを得るも、ブラジル代表FWビニシウスが決められず、延長戦へと進みました。最終的にはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーがPK戦の5人目として決定的なシュートを決め、勝利を手中にしました。
ルーカス・バスケスのコメントとチームのハングリー精神
試合で途中出場したDFルーカス・バスケスは、「このチームはハングリー精神が表れている。批判されることも多いが、最終的にはすべての大会でいい位置にいる。最後まで戦うつもりだ」と語り、チームの意気込みを示しました。ベルギー代表GKティボー・クルトワも「結局は運次第となった。ベストのプレーではなかったけれど勝ち抜けたことが重要だ」と安堵のコメントを寄せています。
次戦への意気込みとバスケスの役割
レアル・マドリードは通算16度目となる欧州制覇と2連覇に向けて、第一関門を突破しました。次戦はイングランドの名門、アーセナルと対戦予定です。「白い巨人」と称されるレアル・マドリードが再び「ビッグイヤー」を掲げられるのか、注目が集まります。特にルーカス・バスケスのような選手の貢献がキーとなるでしょう。
この試合を通じて、チームの粘り強さや選手たちの大きな自信を得ました。バスケスをはじめとする選手たちの奮闘が、レアル・マドリードの未来を明るく照らしていくことを期待します。