シエラレオーネとサウジC2023:馬の顔ぶれを探る
2023年2月22日(土)に開催されるサウジC(G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)に出走する馬たちの大まかなラインナップが明らかになってきました。
日本からの参戦馬
競馬ファンには注目の集まるサウジCですが、日本からはウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロ、フォーエバーヤング、ラムジェットの4頭が招待を受諾しています。これらの日本馬のパフォーマンスにも期待が高まります。
シエラレオーネと米国の出走馬
昨年のG1BCクラシックで輝きを見せたシエラレオーネ(牡4、父ガンランナー)は、サウジCでも強い意気込みを持って参戦します。また、昨年のG1ドバイWC優勝馬ローレルリバー(牡7)がランキングのトップに立っており、期待が寄せられています。
過去の勝者と新たな挑戦者
一昨年にBCクラシックを制し、今回が2度目のサウジC挑戦となる古豪ホワイトアバリオ(牡6)や、現地で優先出走権を獲得したラトルンロール(牡6)も参加予定です。また、ロマンチックウォリアー(せん7)が香港代表として初ダートで登場することも注目されています。
アメリカ競馬界の期待馬
G1ペガサスWCでの壮行レースでホワイトアバリオの2着に入ったロックド(牡4)も出走を果たしそうです。また、昨年サウジCで3着のサウジクラウン(牡5)や、昨年のG3サウジダービーで僅差の2着だったブックンダンノ(せん4)などがゲート入りを目指しています。
その他の有力候補
昨年のG1ケンタッキーダービー馬ミスティックダン(牡4)の活躍が思わしくない中、南米で5つのG1を制したエルコディゴ(牡5)が登場し、米国最優秀牝馬スプリンターに輝いたソウルオブアンエンジェル(牝6)もその名を挙げています。
サウジC2023は、シエラレオーネをはじめとする世界各国からの競走馬が集い、非常に興味深いレースとなることが予測されます。今後の競馬界にも注目が集まっています。
【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)