【シエラレオーネ】BCクラシック覇者、サウジCを回避の決断
昨年のBCクラシックを制覇したシエラレオーネ(牡4、C・ブラウン厩舎)が、2月22日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催予定のサウジC(G1、ダート1800メートル)を回避することが発表されました。この情報は5日にサラブレッドデイリーニュースの電子版によって公表されました。
シエラレオーネの回避理由と今後の予定
シエラレオーネは今春の中東遠征を取りやめ、4月5日のドバイワールドカップにも参戦しないことになりました。回避の理由として、脚もとに膿瘍(のうよう)ができたことが挙げられています。このため、先週末の調教を見送っていました。ブラウン調教師は「症状は深刻ではないが、100%の状態で走れないため、無理をさせたくなかった」と説明しています。今後の目標としては、4月19日にアメリカのオークローンパーク競馬場で行われるG2のオークローンハンデキャップ(ダート1800メートル)が挙げられています。
サウジCに集結する注目の競走馬たち
今年のサウジCは、ドバイからのローレルリバーや、香港のロマンチックウォリアー、日本からのフォーエバーヤング、ウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロ、ラムジェットなど、豪華なメンバーが集結することで話題となっています。しかし、BCクラシック王者であるシエラレオーネの参戦が見送られるのは非常に残念なことです。
ホワイトアバリオもサウジCを回避
また、「サラブレッドデイリーニュース」電子版によると、一昨年のBCクラシック覇者であり、前走のペガサスワールドカップで見事に復活を遂げたホワイトアバリオ(牡6)もサウジCを回避することが発表されています。この情報は多くの競馬ファンに衝撃を与えており、注目を集めています。