ブライトン、FAカップ4回戦でチェルシーに逆転勝利を収める
2月8日、FAカップ4回戦においてブライトンがチェルシーを相手に2-1で逆転勝利を収め、その試合では日本人選手の三笘薫が見事な逆転ゴールを決めました。三笘選手は試合終了後にチームメイトと共に喜びを分かち合い、貴重な勝利を祝いました。
試合序盤：チェルシーが先制
試合は前半5分という早い段階で動きました。チェルシーのMFコール・パーマーが左CKからショートコーナーでスタートし、ボールを対角線上に展開。MFジェイドン・サンチョから再びパーマーにパスが渡り、彼の左足ダイレクトシュートがブライトンのGKバルト・フェルブルッヘンのキャッチミスを誘い、チェルシーが先制しました。
フェルトマンのクロスでブライトンが同点に
ブライトンは試合の流れを引き戻すため、前半12分に攻勢に出ます。ここでDFヨエル・フェルトマンが絶妙なクロスを送り、FWジョルジニオ・ルターが頭で合わせ、スコアを1-1に追いつきました。ブライトンにとってはこの前半唯一のシュートが結果に結びつきました。
三笘薫の見事な逆転ゴール
後半10分、三笘薫はルターからのパスを受けて魅力的なカウンターアタックを開始します。彼は縦にドリブルし、チェルシーのDFマロ・グストと対峙しました。ペナルティエリア手前で巧みに切り返すも、ここでは得点には至りませんでした。しかし、その直後の12分、ルターの浮き球を左深くで受け取ると、ランプティのシュートのこぼれ球を三笘が胸トラップで収め、右足で見事なゴールを決めました。このゴールは三笘にとってクラブでの公式戦3試合ぶりとなる今季6点目、FAカップでは初ゴールとなりました。
試合の結末：チェルシーの反撃を封じる
逆転を許したチェルシーは後半29分に再び攻撃を試み、DFマルク・ククレジャのパスからパーマーが狙いましたが、シュートは決まりませんでした。このまま試合は終了し、ブライトンが2-1で逆転勝利を飾り、4回戦を突破しました。この試合を通じて、フェルトマンのクロスが試合を左右する重要なポイントとなったことは言うまでもありません。
ブライトンの勝利は、多くのファンに感動を与え、フェルトマンを含むチーム全体の団結と努力が光った試合となりました。
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