西日本初開催!岡山でのフィギュアスケートと星名くんの活躍
1月26日から、西日本では初めての国民スポーツ大会冬季大会が岡山県で開催されました。フィギュアスケート競技は倉敷市で行われ、各都道府県から1チーム2名の選手が参加し、総合成績で順位を競う団体競技でした。
星名くんと京都チームの少年男子の活躍
京都チームは木下アカデミーの選手を中心に素晴らしい成果をあげました。特に注目されたのが、高橋星名選手です。彼はジュニアグランプリシリーズでファイナルに進出した有望株で、今回の大会でも優れた演技を見せてくれました。
高橋星名選手は、ショートプログラムでは2位で通過し、誕生日を迎えた日のフリーでは落ち着いた演技を披露しました。「今シーズンの試合で練習通りにできなかった中、今回できたことに満足でした」と彼は振り返り、トリプルアクセルやダブルトゥループなどのジャンプでポイントを重ねました。結果として、フリーとトータルでも2位となり、少年男子の部で京都チームを32年ぶり3度目の総合優勝に導きました。
少年女子の健闘と星名くんの影響
少年女子では、ジュニア女王の島田真央選手が欠場したため、代わりに山田恵選手が出場しました。彼女はショートプログラムで3位、フリーでは3位で終え、総合4位という結果でした。
また、今シーズンから北海道から移ってきた岡万佑子選手も注目です。ショートプログラムで2位、フリーではジャンプにミスがあったものの、スピンではポイントを重ね、最終的に総合2位となりました。この結果、京都チームは少年女子で2年連続の総合優勝を果たし、男女合わせての総合優勝という快挙を成し遂げました。この成功の影には、高橋星名選手の存在や影響があったといえるでしょう。
成年女子・男子における星名くんの影響
成年女子では、千葉百音選手が全日本選手権4位に続き、今回の大会でも素晴らしい演技を披露しました。新調したスケート靴への慣れが必要な状況でも、ショートプログラムで3位、フリーは2位と好成績を残しました。また、急遽出場した同志社大学の前野百花選手も高橋星名選手からの刺激を受け、総合17位という結果を残しました。
成年男子では、前川裕士選手と彦阪昇吾選手が出場し、京都チームは8位入賞を果たしました。
星名くんを中心にした京都チームの活躍は、参加者や観客に大きな感動を与え、フィギュアスケートへの関心を一層高めることとなりました。