ブライトン、ウェルベックの決勝ゴールでボーンマスに勝利
ブライトン対ボーンマスの試合概要
プレミアリーグ第27節の対決は、ブライトンがボーンマスをホームに迎えた一戦で行われました。この試合は来シーズンの欧州カップ戦参加権をめぐる重要な試合で、現在8位のブライトンが7位のボーンマスに挑む形となりました。
前半の展開と三笘薫の活躍
試合はボーンマスの強烈なプレッシャーを受け、序盤はブライトンが攻めあぐねる場面も見られました。しかし、前半10分にゴメスからの縦パスをペドロが受け、ペナルティエリア内で倒されるとPKを獲得。ペドロ自身がこれを決めて、ブライトンが1点を先制しました。
日本代表MF三笘薫は、前半37分に見せ場を迎えます。右SBランプティーのクロスに対して逆サイドで右足のボレーを放ちましたが、シュートはポストに直撃。この惜しい場面について三笘は、「もうちょい(体を)ひねれれば入ったと思いますけど、まあちょっと難しかったですね」と振り返りました。公式戦連続ゴール記録は『4』に伸ばすことはできませんでしたが、観客を沸かせる場面を演出しました。
ウェルベックの劇的な勝ち越しゴール
後半に入り、ボーンマスのオランダ代表FWクライファートがミドルシュートを決め、1-1の同点に戻しました。しかし、ブライトンは後半30分に途中出場のFWウェルベックが右ポストの内側を叩く見事なゴールを決め、勝ち越しに成功しました。このゴールが決勝点となり、ブライトンは2-1で勝利を収めました。
三笘薫のコメントと欧州舞台への意気込み
試合後のインタビューで三笘は、「途中から入ってくる選手の勢いというのはあります」とコメント、自分のゴールが途切れたことには触れず、チームの勝利を喜びました。「ヨーロッパの舞台で、その別のレベルの高いところで戦うっていうのは、選手として間違いなくいい経験になります。」と、来季の欧州挑戦に向けた意気込みを語りました。ブライトンの選手たちにとって、欧州戦参戦は大きな目標であり、その実現に向けてさらなる努力を重ねていることが伺えます。
ブライトンにとって、今シーズンの成果はもちろん重要ですが、ウェルベックや三笘の活躍は、新たな飛躍に向けた大きなステップであることは間違いありません。