2025年パリ・メンズファッションウィーク：注目のブランドと平野紫耀さんの活躍
2025年秋冬の新作を披露する「パリ・メンズファッションウィーク」がフランス・パリでスタートしました。このイベントには、世界中から約70のブランドが集まり、その独創的な新作をショーやプレゼンテーションを通じて発表しています。
オーラリーの独創的なスタート
開幕を飾ったのは、日本ブランドの「オーラリー」です。冒頭では、レザージャケットにロングコートを重ねたスタイリングを披露しました。印象的なのは、ピンクやブルー、黄色を効果的に使ったルックで、鮮やかな緑色も取り入れられていました。デザイナーの岩井良太は「お気に入りにしているもの」をテーマにした独自のスタイルを発表し、その背景にあるストーリーについても語りました。
ルイ・ヴィトンのコラボレーションと平野紫耀さんの登場
初日の最後を飾ったのは、ルイ・ヴィトンのスペクタクルです。ルーブル宮殿の中庭に特設会場が設置され、クリエーティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムズが「REMEMBER THE FUTURE（未来を記憶する）」をテーマに、デザイナーNIGOとのコラボレーションを発表しました。このコラボレーションには、日本の文化的要素もふんだんに取り入れられています。
このショーには、新アンバサダーに就任したアイドルグループ・Number_iの平野紫耀さんがゲストとして訪れ、アンバサダーとしての意気込みを語りました。「僕もルイ・ヴィトンの魅力に魅了されている1人なので、このようなワクワクとドキドキの気持ちを多くの方に伝えたい」と述べ、その存在感を示しました。
シュタインの革新と成果
「ファッション・プライズ・オブ・トウキョウ2025」を受賞したシュタインは、パレ・ド・トーキョーを会場に非公式のショーを開催しました。新作は、ある写真集にインスパイアされ、写真家と被写体の自然な関係性をシルエットや素材感で表現したものです。デザイナーの浅川喜一朗は「パリでのショーを通じて得られたムードを次に生かし、少しずつ進歩していきたい」と語り、新たな挑戦に向けた意欲を見せました。
パリ・メンズファッションウィークの展望
パリ・メンズウィークは26日までの6日間にわたり開催されます。日本からは「コムデギャルソン」「ヨウジヤマモト」「サカイ」などの人気ブランドが公式参加し、これからのシーズンに向けた注目の新作を世界に発信していきます。
様々なブランドの新作情報やライブ配信については、朝日新聞デジタルのファッション特設ページでご覧いただけます。
