北ロンドンダービーでのハヴァーツの活躍とアーセナルの逆転勝利
イングランド・プレミアリーグの第21節が行われ、アーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムでトッテナムを迎えました。アーセナルは、ハヴァーツを擁しながらも、トッテナムとの熱戦を展開しました。今回の試合は勝点40と24で迎えた両チームの2度目の北ロンドンダービーでした。
アーセナルとトッテナムのスターティングメンバー
アーセナルは、負傷者のサカ、ジェズス、ホワイト、ヌワネリを欠きながらも、ハヴァーツ、トロサール、スターリングを前線に起用しました。中盤にはウーデゴール、ライス、トーマスが久々に揃い、盤石の布陣を敷きました。
一方、トッテナムはリーグ戦4試合連続で勝利がないものの、カラバオカップでリヴァプールを撃破した勢いのあるチームです。負傷したベンタンクールに代わってサールを起用し、ソランケ、クルゼフスキ、ソン・フンミンを前線に配置しました。
試合の立ち上がりとトッテナムの先制点
試合開始からアーセナルはセットプレーを駆使し、トッテナムゴールを脅かしましたが、トッテナムは守勢を保ち徐々に反撃を開始。21分には、カウンターから左サイドのスペンスがクロスを送り、ソランケが飛び込みましたが、アーセナルの新守護神サリバがこれをクリア。しかし25分、トッテナムのソン・フンミンが右足ボレーでのシュートを放ち、トーマスに当たって失点。トッテナムが先制しました。
ハヴァーツを中心としたアーセナルの反撃と逆転劇
アーセナルはボールを保持しつつ反撃を続け、40分にはライスの左CKからのヘディングによって、オウンゴールを誘い同点に追いつきました。さらに44分、トーマスがボールを奪取し、ウーデゴールが展開したボールをトロサールが強烈なシュートでゴール右に突き刺し、逆転に成功しました。
試合終盤とアーセナルの逃げ切り
後半に入ってもトッテナムは反撃を試みますが、差を詰めることができませんでした。アーセナルは選手交代で守備を強化し、集中した守備でアディショナルタイムの5分間を耐え抜き、逆転勝利を収めました。これによりアーセナルはリーグ2位の座を堅守し、一方トッテナムはリーグ戦5試合連続で勝利を逃すこととなりました。
試合結果と得点者
アーセナルとトッテナムの試合結果は以下の通りです:
- アーセナル 2-1 トッテナム
得点者:
- アーセナル:OG(40分)、トロサール(44分)
- トッテナム:ソン・フンミン(25分)