遠距離恋愛の真実:34歳初めての失恋から立ち直る記録
心の距離が離れていくサイン
SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響があった。 「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は、当時の心境をより詳しく描いたコミックエッセイ。彼との出会いや嬉しくなかった初体験、そして現在思うことなどが、赤裸々に綴られている。 本記事は「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」から一部抜粋・編集してご紹介。今回は、遠距離恋愛中の彼氏・ケンジ君との心の距離を感じるみくるべさん。
別れ話の雰囲気
一緒に暮らすためにアルバイトを辞めたが、ケンジ君から、「地元で就職先探したら?」といわれてしまい…。 空港での別れ際、離れるのが寂しくて泣いてしまった私に対して冷たい反応のケンジ君。「どうにかせねば」と、バイトを辞めることを即決しました。 考えがよぎったのならやりたいってことじゃん。よし、やってみよう!と。 フリーランスを目指すために勉強を始めた私と、交流の輪を広げている様子のケンジ君。お互いに依存せず充実した日々を送っていると思っていましたが、徐々に「心の距離が離れていってる気がする」と感じるように。
通話への違和感
毎日通話したい派のケンジ君が、「一週間に一度でいい」と言ったときはめちゃくちゃ焦りました。言葉の節々にやんわり突き離すような印象を受けたり、ちぐはぐだなと。 沈黙するケンジ君に思い切って「もしかして別れ話?」と聞いたところ、電話口からはまさかの泣き声が…。
結末への期待
そして2020年の暮れ、ケンジ君から「大事な話がある」とメッセージが。「いい意味に聞こえない」と思いつつ電話してみたところ、ケンジ君はなんと1時間以上も無言を貫きました。果たして2人の関係は元に戻るのだろうか? 当時の思いを赤裸々に描く漫画を今後も楽しみにしてほしい。 取材・文=石川知京