バヌアツ地震:非常事態宣言下での救援活動
地震による状況
南太平洋のバヌアツで17日に発生した地震では、倒壊した建物の下敷きとなった被災者の救助活動が翌日も続いています。これまでに14人が犠牲になり、200人以上が負傷しました。しかし、安否不明者も多く、さらなる被害の可能性が高い状況です。
バヌアツ政府の対応
バヌアツ政府は非常事態を宣言し、被災地に飲料水や衛生用品などの支援が急務となっています。オーストラリア政府も支援に当たり、空軍機で医療や捜索活動に従事する支援団を派遣しました。現在も余震が続き、地滑りによりバスが土砂に埋まる事故も発生しています。通信の障害も深刻であり、復旧には時間がかかる見通しです。
空港と通信状況
首都ポートビラの空港は災害援助に使われる航空機のみが利用可能で、商業便の運行は停止されています。さらに、海底ケーブルが損傷し、通信の復旧作業も遅れています。