行列のできる相談所が25年の歴史に幕を下ろす
「行列のできる相談所」の歴史
日本テレビ系の人気長寿バラエティー番組である「行列のできる相談所」(日曜午後9時)が、25年の放送を終了することが11日に発表された。同番組は、日曜ゴールデン帯(午後7時~10時)の看板番組の一つとして、MC芸人、弁護士、人気タレントらが参加し、法律に関係する様々なトピックや企画で視聴者を魅了してきた。
終了の理由
多くの視聴者を魅了してきた同番組だが、近年は視聴率の低下や新たな番組構成の必要性が浮上し、25年の歴史に幕を下ろすこととなった。
「行列のできる相談所」の人気
番組は特別番組を経て、「行列のできる法律相談所」として02年4月にレギュラー放送をスタート。不倫や損害賠償請求などの法律問題を取り上げ、弁護士の見解を紹介しつつ、MC役の初代所長・島田紳助さんとタレントたちのコミカルなやり取りが人気を博した。番組は00年代には高い視聴率を獲得し、長らく日曜夜を席巻した。
出演者たちの活躍
番組に出演した弁護士たちも人気者となり、様々な出演者が番組を盛り上げた。出演者の変遷や内容のリニューアルを図るなか、近年は視聴率の低下やマンネリ化といった課題が浮かび上がり、他の局の番組にも押される日々が続いていた。
新たな展開
日テレは今後「行列のできる相談所」の改編や新番組の立ち上げを検討しており、競争が激化する中で再度の活性化を図る方針となっている。