フリーアナウンサー、小倉智昭さんの訃報
小倉智昭さん、77歳で亡くなる
フリーアナウンサーの小倉智昭さんが9日、都内の自宅で亡くなりました。77歳でした。1999年(平11)4月から21年3月まで、22年間にわたり、フジテレビの「とくダネ!」のキャスターを務めていました。この訃報は、フジテレビの「めざましテレビ」が10日に報じました。
「とくダネ!」で小倉智昭さんを追悼
フジテレビの番組では、「とくダネ!」の過去VTRで小倉さんを追悼しました。軽部真一アナウンサー(62)は「ごく最近までその様子が伝えられておりました。番組収録にも参加されておりましたので、とても驚きました」と述べました。
病気からの闘い
2016年(平28)5月、小倉智昭さんは初期の膀胱がんを公表し、18年に膀胱全摘手術を受けました。その後、22年10月に肺転移が判明し、抗がん剤治療の影響で腎臓に副作用が出ました。去年の12月1日には左腎臓の全摘手術も行っていました。
最後の日々
この4日に病院で治療の手段が限られていると告知され、2日後の6日に自宅に戻り、奥様の看病のもとで過ごされていました。そして、昨日の午後に息を引き取りました。小倉智昭さんの舌鋒鋭いトークと常に優しさを兼ね備えた姿を、軽部アナウンサーは「生涯現役を貫いた小倉さんでした」と語りました。