東京と大阪で【グッバイ、レーニン!】が上演!
舞台化された名作、東京・大阪で上演
2025年3月には東京・PARCO劇場で、4月には福岡・大阪でパルコ・プロデュース2025『グッバイ、レーニン!』の上演が決定されました。この舞台化された名作は、映画『グッバイ、レーニン!』からの派生作品で、2003年にドイツで公開され、600万人以上の観客を魅了した大ヒット作品です。
作品の背景と舞台化の意義
作品は、東西ドイツ統一から30数年が経ち、東ドイツの記憶が薄れつつある中で、国家の政治的な背景だけでなくコメディ要素も含んだ家族にまつわる普遍的でハートフルな演劇作品として高く評価されています。2021年に初めて舞台化され、映画脚本家のベルント・リヒテンベルクが演劇ならではの新しい要素を盛り込んだ作品として注目を集めました。
舞台演出と主演キャスト
2025年の舞台版では、上村聡史が演出を担当し、相葉雅紀が主演のアレックス役を務めます。上村はこの作品を通じて「人々の身体に染みついた記憶」というテーマに焦点を当て、過去と現在、国家と家族、嘘と真実といった要素を巧みに描き出しています。
相葉雅紀と作品への意気込み
相葉雅紀は、この作品について「今から数十年前の出来事をテーマにした物語でもありますが、作品の中のあたたかい家族の絆や時代の流れに共感する部分が多く詰まっている」とコメントしています。彼は上村聡史とのコラボレーションに意気込んでおり、全力で舞台に挑みます。
2025年春、舞台『グッバイ、レーニン!』は3月9日から31日までPARCO劇場で、4月5日から7日までキャナルシティ劇場で、そして4月11日から15日まで森ノ宮ピロティホールで上演されます。この機会に、是非とも現代の日本で再び脚光を浴びる名作を堪能してみてはいかがでしょうか。