エンバペ、モドリッチの活躍でレアル・マドリーがジローナに3-0で勝利
レアル・マドリーの初得点からの連勝、ベリンガムの活躍
7日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦を3-0で制した。同日に行われたベティス対バルセロナは2-2のドローで終了。レアル・マドリーは再び自力で首位に浮上するチャンスを手にして、このジローナ戦に臨むことになった。アンチェロッティ監督は何としてでも勝ち点3を持ち帰りたい一戦で、GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、チュアメニ、リュディガー、メンディ、MFギュレル、バルベルデ、モドリッチ、ベリンガム、FWブラヒム、エンバペを先発させ、システムは4-4-2(4-2-2-2)を使用している。
マドリーの攻撃に対するジローナの抵抗
前半、総じて優れたパフォーマンスを見せていたのは、マドリーではなくジローナの方だった。ただしミチェル監督率いるチームは、どれだけボールを保持してマドリーのゴールに近づいても、チャンスを物にする力が足りない。反対にマドリーは、ボールを持っても攻撃の糸口を見つけられない様子だったが、チャンスを迎えればそれを物にする力があった。
ベリンガムの連続得点とギュレルのゴール
マドリーが先制点を決めたのは、36分のことだった。ベリンガムは今季初得点から5試合連続ゴール。1点リードで試合を折り返したマドリー。後半はジローナの反撃に苦しみながらも、カウンターを中心に縦に速い攻撃でゴールを重ねていった。62分にはギュレルが見事ネットを揺らしており、さらにモドリッチからのアシストが光った。
エンバペの活躍、モドリッチの驚異
マドリーはさらに62分に3点目を決める。エンバペが厳しい角度からシュートを決め、今季公式戦11点目、ラ・リーガでは9点目。活躍したモドリッチが全ゴールに絡む驚異的なプレーを見せた。
チームの苦戦と若手の台頭
順調に得点を重ねていくマドリー。しかし、またも怪我の波がチームを襲う。アンチェロッティ監督は若手のジャニェスをトップチームデビューさせ、緊急の交代も行った。マドリーは終盤、ジローナの攻撃を受け続けたものの、3点リードを守り切っている。