大阪公立大学医学部付属病院を提訴へ 明らかな医療ミスも病院側は当初公表せず
患者損害賠償訴訟
大阪公立大学医学部附属病院で手術を受け意識不明となったまま3年後に死亡した患者の家族が、病院に対しおよそ1億4000万円の損害賠償を求めて提訴することが分かりました。
悲劇の背景
5年前までこの部屋で仕事をしていた男性の父親が、手首の骨折手術後に意識不明となり、翌日に退院できる簡単な手術と説明されたが、その後容体は急変しました。
医療ミスの暴露
病院によると、簡単な手術だったはずが、父親が鎮静剤を多量投与された上に感染症や医療過誤が明らかになりました。
家族の叫び
長男は「事故について速やかに公表せず、3年間の苦しみを経験した。家族としての正当な説明を求める。」
病院の責任
病院側の明らかなミスが明るみに出たが、家族は今後の司法手続きを通じて公正な判決を求めています。