異色ユニット勢に「準々決勝の壁」3回戦敗退が続出 TKO木下&こたけ正義感も壁に阻まれる
準々決勝進出せず
6~8日に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」3回戦(東京会場)を勝ち抜き準々決勝に進む94組が9日、発表された。大阪・京都会場を突破した38組と合わせ、これで準々決勝進出132組が出そろった。TKO・木下隆行と現役弁護士ピン芸人・こたけ正義感によるユニット「はじまりの歌」は3回戦敗退で、準々決勝進出ならず。そのほか、正式なコンビではないユニット組の多くが「準々決勝の壁」に阻まれ、3回戦で姿を消した。
異色ユニット組も3回戦で敗退
「はじまりの歌」は2024年9月に即席ユニットとして結成され、M-1に初挑戦。TKOのYouTubeチャンネルで10月6日に公開されたユニット結成報告動画によれば、こたけが木下にSNSのDMを送ってM-1出場を打診。木下が快く引き受けるかたちで結成された。異色の組み合わせで会場やネットをざわつかせつつ1、2回戦を突破したが、準々決勝には進めなかった。
その他のユニット組の結果
「シャウト!!」、「ストレス」、「鳥居パラダイス」、「カリスマスリー」、「ぶるファー吉岡」、「老害マックス」らも3回戦敗退となった。また、STARTO ENTERTAINMENTの4人組グループ「ふぉ~ゆ~」もM-1に参戦。3回戦まで駒を進めたが、準々決勝には届かなかった。
進出組の一部
異色勢が続々と3回戦で姿を消す中、「頭虚偽罪」や元ゼンモンキーの荻野将太朗らによる「ダンゴ虫たち」などが注目を浴びた。大阪・京都会場の3回戦では、「ヤマシタマキシ」、「チューリップフィクサー」の2ユニットが準々決勝に駒を進めている。
なお、M-1におけるユニット組の最高成績は、20年のおいでやすこが(おいでやす小田、こがけん)の準優勝だ。準々決勝は20日に大阪・なんばグランド花月、21~22日に東京・ルミネtheよしもとで行われる。準々決勝進出132組は、以下の通り。(ともにエントリー順)
東京:(略)
京都・大阪:(略)