中国・珠海で車暴走、35人死亡 62歳男拘束 習主席が対応指示
中国南部の広東省珠海市での悲劇
中国南部の広東省珠海市で、自動車が暴走した事件が発生し、35人が死亡し、43人が負傷した。事件は現地時間11日午後7時48分に発生し、小型のオフロード車がスポーツセンター周辺で運動中の大勢の人々に突入した。
習近平国家主席の対応指示
事件を受け、習近平国家主席が容疑者に厳罰を科すように指示した。中国中央テレビ(CCTV)によると、政府は事件に対応するための専門チームを派遣している。
事件の容疑者と動機
珠海市警察によると、容疑者は62歳の男性で、逃走を試みたが現場で身柄を拘束された。事件後、車内で刃物で自らを切りつけ首に重傷を負い、病院で治療を受けているという。警察の調査から、離婚後の不満が事件の引き金になった可能性があるとみられている。
現在の珠海市情勢
珠海市では中国最大の年次航空ショーが開催されており、この事件が起きた背景には悲劇的な要素が交錯している。