ETCシステム障害による影響と対策
6日未明に発生したETCシステム障害により、中日本高速道路の各地でETC専用レーンが利用できなくなっています。この障害は静岡県内を含む広範囲に及び、復旧の見通しは立っていません。この状況について詳しく解説します。
ETCシステム障害の概要と影響範囲
中日本高速道路によりますと、6日午前0時半ごろにETCシステムに障害が発生しました。これにより以下のようなインターチェンジ(IC)やスマートインターチェンジ(SIC)でETC専用レーンが使用不可となっています。
- 東名高速道路: 富士IC、清水IC、足柄SIC(閉鎖)、駒門SIC(閉鎖)、愛鷹SIC(閉鎖)、富士川SIC(閉鎖)
- 新東名高速道路: 長泉沼津IC、新富士IC、新清水IC、清水いはらIC、新静岡IC、駿河湾沼津SIC(閉鎖)
一般レーンでの通行方法
ETCシステムに問題が発生しているため、係員のいる料金所では一般レーンを利用することで通行が可能です。これにより、ユーザーは通常の料金支払方式で通ることができ、大渋滞を回避する一助となっています。しかし、混雑が予想されるため、利用者は余裕を持って移動することをお勧めします。
現在の対策状況と今後の対応
現段階で復旧の見通しが立たない中、ネクスコ中日本はシステムの早急な復旧を目指して作業を継続しています。公式ホームページやSNS、ニュースなどを通じて、利用者に向けた最新情報の提供を行っています。今後の対策として、ETCカードの利用状況の確認や、事前に交通情報を確認することが推奨されています。
利用者への影響と心得
このETCシステム障害により、通常よりも時間がかかることが予想されます。利用者は事前の計画を立て、必要に応じて代替ルートの検討を行うことが望ましいです。加えて、通行時間の変化による影響を考慮し、予定を早めに立て直すことも重要です。
システム復旧が完了するまでは不便な状況が続くことが予想されますが、安全かつスムーズな通行を心がけましょう。