カプセルトイの魅力と後藤楽々の現場ルポ
後藤楽々が訪れた池袋のカプセルトイ専門店
カプセルトイは、今や駅やスーパー、専門店など町の至るところで見かけるようになりました。その市場規模は近年急拡大しています。今回は、池袋にある世界最大級のカプセルトイ専門店を後藤楽々キャスターが訪れ、その現場を取材しました。店内にはなんと約3000台ものカプセルトイが並び、その数の多さに驚かされます。
外国人観光客がカプセルトイブームを後押し
カプセルトイの市場が成長する要因の一つに、外国人観光客の増加が挙げられます。オーストラリアからの観光客は、なんと旅の間に約80個ものカプセルトイを購入し、その総額は約3万円にのぼったとのこと。彼らにとっては、カプセルトイを集めることが「宝探し」のような楽しみになっていると言います。
多様なデザインとリアルさが人気の秘密
カプセルトイの魅力は、その多様なデザインにあります。アメリカからの観光客も「kawaii~!」と言いながら購入した商品は、カプセルに手足が生え座っているユニークなデザイン。動物や食べ物など様々なシリーズがあり、斬新なデザインであることが外国人観光客にも人気の理由です。
カプセルトイの背後にある細やかな技術とアイデア
後藤キャスターは、6種類のおでんシリーズを試しました。その一つである卵は、だしがしみた色合いがリアルに表現されており、大人も思わずハマってしまうほどの完成度です。また、本物とほぼ見分けがつかないほどのコラボアイテムも登場しており、SNS映えすると評判です。
リアルで“刺さる”商品開発を支える企画会議
メーカーの企画会議では、新しいオリジナル商品のアイデアを出し合います。「おなかが鳴る音」や「3歳の子どもが話すフレーズ」など、身近で共感を呼ぶ題材が多く採用されるようです。生活に密着したテーマで、さまざまな社員が自由にアイデアを出すことが求められています。
後藤楽々も体験した繊細な製造過程
カプセルトイの製造過程で最も重要とされるのがサンプル作りです。これは機械での量産の基礎となり、手作業で色味や質感を丁寧に表現します。後藤楽々キャスターも、彫刻作家の作品をカプセルトイ化するための塗装作業を体験しました。緊張しつつも、細やかな作業を通じてリアルさが生まれるプロセスを垣間見ました。
急成長を続けるカプセルトイ市場には、斬新で個性的なだけでなくリアルさを追求する技術と情熱が詰まっています。