福山市小学校での特別な卒業式イベント:未来への願いを込めた「3、2、1」
卒業式シーズンを迎える福山市小学校
3月も終わりに近づき、広島県内の各地では卒業式シーズンを迎えています。その中でも福山市の網引小学校では、地域住民による特別なイベントが行われました。卒業生の門出を祝うこのイベントは、地域の人々によって心温まるものになりました。
「5、4、3、2、1」地域の想いを込めたハトの放鳥
3月19日、福山市新市町にある網引小学校では、39人の卒業生が新たな旅立ちを迎えました。卒業式後、校庭に集まった卒業生と在校生。そこで、地域住民によって4つの箱が運ばれ、カウントダウンが始まりました。**「5、4、3、2、1」**の合図と共に箱が開けられると、39羽のハトが一斉に空へと舞い上がり、卒業生からは大きな歓声が上がりました。
ハトの放鳥に込められた地域の願い
このイベントは、地域住民が卒業生に未来に向かって羽ばたいてほしいという願いを込めて企画されたもので、今年で6回目を迎えます。ハトと共に未来を羽ばたく姿は、卒業生に地元への誇りと愛着を持たせたいという地域の方々の想いが込められています。
手作りの看板とドローンでの記念撮影
地域住民は卒業生に手作りの看板を贈りました。この看板には卒業生が住む地名が書かれており、思い出の品として心に残るものとなりました。最後にはドローンを使った記念撮影も行われ、卒業生にとって大切な思い出の日となりました。
まとめ
福山市の網引小学校で行われたこの特別な卒業式イベントは、地域の想いが詰まったものでした。地域全体で卒業生の門出を祝う姿は、彼らの未来に向かう力になることでしょう。今後もこのような地元密着型のイベントが続けられ、多くの子どもたちに素晴らしい思い出を与えることを期待しています。