浦和レッズにおける新たなスタート:興梠慎三と宇賀神友弥の挑戦
浦和レッズは、2024シーズン限りで現役を引退した興梠慎三氏と宇賀神友弥氏がクラブスタッフとして新たな役割を担うことを発表しました。ここでは、それぞれの経歴と今後の挑戦について詳しく見ていきます。
興梠慎三:選手からコーチングへの転身
2013年に鹿島アントラーズから完全移籍で浦和レッズに加入した興梠氏は、総じて20年に及ぶプロキャリアを経て引退しました。北海道コンサドーレ札幌への1年間の期限付き移籍を終えた後、退任するまで浦和レッズに在籍しました。彼は引退後、クラブのパートナー営業担当とアカデミーのロールモデルコーチに就任することが決定しています。
興梠慎三の新たな役割とビジョン
興梠氏は、クラブへの感謝の気持ちを込めて、パートナー営業としての活動を通じて恩返しを目指しています。新しい企業との連携強化や、既存のパートナー企業とのさらなる協力を推進することが彼の目標です。
また、アカデミー選手への指導を通じて、彼のサッカー技術を次世代に伝え、コーチとしての資質を磨くことにも注力しています。「指導者としてのレベルを向上させ、共に成長していくことを目指す」との抱負を述べています。
宇賀神友弥:クラブのトップチーム強化への貢献
宇賀神氏は浦和レッズの下部組織出身で、流通経済大学を経てプロ入りし、長年にわたりチームに貢献しました。2022年にはFC岐阜に移籍し、2024年には浦和に復帰、その後引退を決意しました。
彼は、GMに就任するという新たな目標に向けて、トップチームの強化担当としての役割を担います。堀之内スポーツダイレクターをサポートしながら、クラブのJ1リーグ優勝を目指して力を尽くすことを誓っています。
ファンへの感謝と期待
興梠慎三氏は、「ファン・サポーターのみなさまをはじめ、これまで浦和レッズの興梠慎三を応援してくださった皆様に心から感謝しています。これからも浦和レッズ、そして興梠慎三を引き続きよろしくお願いします」と感謝の意を表しました。
宇賀神友弥氏も、それに続き、「みなさんに公言した次の夢を叶えるために全力で努力をしたい」と、新たな役割における決意を強調しました。