竹中平蔵氏を迎える日本維新の会の新たなガバナンス構想
日本維新の会は、大阪市内において常任役員会を開催しました。この会議には、吉村洋文代表(大阪府知事)、前原誠司共同代表、岩谷良平幹事長などの主要メンバーが出席しました。
ガバナンス委員会への竹中平蔵氏の参加
この常任役員会において、吉村氏は党の代表の任期や選出方法、飲食費の基準策定といった党内の運営やガバナンスのあり方を議論する【ガバナンス委員会】の設置を発表しました。元総務相で経済学者の竹中平蔵氏をこの委員会のメンバーに迎えることが決定しました。他にも、弁護士の野村修也氏や政策工房代表取締役社長の原英史氏が委員として名を連ねています。
竹中平蔵氏の役割とガバナンス強化の意図
吉村氏は、「民間の視点を取り入れた第三者的な立場からガバナンス委員会を構築することにより、日本維新の会の透明性と統治の強化を目指す」と述べました。将来的な目標として、政党の法律化である『政党法』の成立を希求しています。
ガバナンス委員会構築の今後の展開
常任役員会終了後に岩谷氏は、記者団に対して「本来は1月中にガバナンス委員会を立ち上げる予定だったが、若干の遅れが生じています。現在交渉中の民間メンバーの承諾を得次第、正式に発足する予定です」と述べました。【竹中平蔵氏】以外にも数名のメンバーを加える計画があります。
まとめ
日本維新の会は、竹中平蔵氏を含む経験豊富な専門家を迎えて、より透明で強固なガバナンス体制の構築を目指しています。これにより、政党の法制化を見据えた将来的な成長を支える基盤を整備していくことでしょう。