田中美南が輝いたシービリーブスカップ日本vsオーストラリア戦
シービリーブスカップ第1節がアメリカ・ヒューストンで行われ、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はFIFAランキング15位のオーストラリアと対戦しました。
新監督ニルス・ニールセンの初陣
昨年12月に就任した新監督ニルス・ニールセンにとって、この試合は初めての公式戦となりました。キャプテンには、マンチェスター・シティでの経験から信頼を集めるMF長谷川唯が選ばれ、チームを牽引しました。
田中美南の華麗なシュートが勝利を導く
なでしこジャパンは4-3-3のフォーメーションを採用し、序盤から積極的なプレスをかけました。試合開始からわずか6分で、MF長野風花のシュートがこぼれたところにFW田中美南が反応し、右足のヒールキックでゴール左へ見事に決めました。これはニールセン体制での初ゴールともなりました。
さらに、32分にはDF北川ひかるの浮き球のスルーパスに再び田中美南が反応し、右足で確実にネットに流し込みました。この試合で2得点を挙げた田中は、攻撃の要としてチームに大きく貢献しました。
次なる挑戦に向けて
なでしこジャパンはこの大会で3か国と戦います。第2節では23日にFIFAランキング21位のコロンビアと、第3節では26日に世界ランキング1位でパリ五輪の王者である米国と対決します。パリ五輪の準々決勝で敗れた米国との再戦は、リベンジをかけた重要な試合となります。
この大会を通じて、田中美南をはじめとする選手たちの活躍が期待されます。各試合での成長と成果が、今後の大きな糧となるでしょう。