最長寒波が及ぼす日本の大雪への影響
気象庁によりますと、日本付近では24日頃まで冬型の気圧配置が続き、「最長寒波」と称される長期の寒波が予想されています。この影響で北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる危険性が高く、特に23日頃にかけて警報級の大雪となる可能性があります。
寒波による各地の降雪予想
21日午前8時半過ぎに石川県に「顕著な大雪に関する情報」が発表され、能登南部の平地では大規模な交通への影響が懸念されています。石川県宝達志水町子浦では午前8時までの6時間に28センチの雪が降りました。
地域別の降雪量予測
- 東北・北陸: 21日午前6時〜22日午前6時の予想降雪量は60センチに達する見込みです。
- 近畿: 予想降雪量は最大40センチ。
- 北海道・中国地方: それぞれ最大30センチの雪が積もる予想です。
24日午前9時までの72時間で、東北や北陸の地域では一部で100センチに迫る降雪が見込まれるなど、「最長寒波」として厳重な注意が必要です。
早期注意情報と大雪警報の発表
現在石川と秋田には大雪警報が出されており、各地の気象台は大雪の早期注意情報を次のように発表しています。
- 青森県: 津軽と三八上北で22日にかけて「大雪警報」を発表する可能性があります。
- 秋田県: 既に大雪警報が出されており、22日にかけてさらに警報が発表される可能性があります。
- 新潟県: 23日は警報級の大雪の可能性があります。
- 富山県: 21日から23日にかけて警報級の大雪の予想があります。
- 石川県: 大雪警報が発表されており、23日にかけてさらに警報が発表される可能性があります。
- 福井県: 22日と23日にかけて警報級の大雪の可能性があります。
- 鳥取県: 22日に大雪警報が発表される可能性があります。
この「最長寒波」による影響は交通機関の乱れやライフラインの停止を引き起こす可能性があるため、各地の住民は身近な情報を確認し、必要な準備を進めることが求められています。引き続き気象情報に注意し、安全対策を講じることが重要です。