「ジョタ」が輝いた!リバプール、圧巻の逆転勝利でEFLカップファイナルへ
2023年1月6日、リバプールはアンフィールドで行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝第2戦でトッテナムを4-0で下し、合計4-1で見事な逆転劇を演じてファイナル進出を決めました。試合には登板しなかったものの、MF遠藤航選手もベンチ入りしており、チームの一員としてこの勝利を見届けました。
リバプールの試合展開:ホームでの圧倒的なプレー
リバプールは1ヶ月前に開催された第1戦で0-1と敗れた直後、大会の重要な局面でホームでリベンジを果たすために、スロット監督はチームに戦術的な変更を加えました。負傷などの理由で欠場したアリソンとアレクサンダー=アーノルドの代わりに、GKケレハーとブラッドリーを起用。さらに、マク・アリスターとルイス・ディアスに代えて、カーティス・ジョーンズとヌニェスがスタメンに名を連ねました。
サラーと「ジョタ」の活躍
試合序盤から攻勢に出たリバプールは、モハメド・サラー選手の存在感が際立ち、攻撃に勢いをもたらしました。30分過ぎ、サラーのスルーパスを受けたソボスライがゴールを決めるも、オフサイドの判定で無効。しかし、その直後にサラーのセンタリングをガクポが右足で捉え、得点に結びつけました。このゴールで試合は合計で同点となり、リバプールがさらにペースをつかみます。
トッテナムの苦悩と決断
一方、先にホームで勝利しているトッテナムは、総合的な守りでリバプールの攻撃を防ぐ戦略を取りましたが、苦しい展開が続きました。後半には、サールとビスマを下げてペドロ・ポロとベリヴァルを投入するなど、選手交代による変化を試みますが、試合を逆転することはできませんでした。
「ジョタ」登場で試合を決定づける
72分、リバプールはヌニェスとジョーンズを下げ、「ジョタ」とマク・アリスターを投入。これにより、リバプールはさらなる攻撃を仕掛けることができました。75分には、マク・アリスターからのパスを受けたソボスライがゴールネットを揺らし、勝利を確実なものとしました。この試合では「ジョタ」が重要な役割を果たし、チームの勝利に貢献しました。
次の挑戦:ニューカッスルとの決戦
リバプールはこの勝利でEFLカップファイナルに進出し、次に対戦するのはアーセナルを破ったニューカッスルです。この決勝戦は3月16日にサッカーの聖地であるウェンブリーで行われます。リバプールが見せる次なる戦いに、世界中のファンたちの期待が高まります。
リバプール 4-0 (AGG:4-1) トッテナム
【得点者】
コーディ・ガクポ(前半34分)
モハメド・サラー(後半6分[PK])
ドミニク・ソボスライ(後半30分)
ヴィルヒル・ファン・ダイク(後半35分)