世界を旅するユニークな教育施設 – インフィニティ国際学院
インフィニティ国際学院は、2019年に高等部が開校し、2022年には北海道を拠点とする中等部が開校しました。この学校は、年間学費が480万円を超える高額な教育機関ですが、そのユニークな教育スタイルのおかげで、多くの生徒がこの学校を選んでいます。その魅力と教育内容についてご紹介します。
つばきと密着する「先生」がいない学校
北海道の上川駅に降り立ち、大雪山の麓にある景勝地、層雲峡にやってきました。この美しい場所には、世界を旅しながら体験を通じて学ぶことを目的とした「インフィニティ国際学院」があります。
この学院は、ホテルをリノベーションしたキャンパスを持っており、2025年度には上川駅近くの「上川ファミリーオートキャンプ場」内に新しいエコキャンパスが設立される予定です。この新キャンパスは、「オフグリッド」として自給自足の電力を目指しており、自然豊かな環境で学ぶことができます。
キャンパスでは、生徒たちが私服でサークルを作り、自由に対話をしています。ここでは「先生」は存在せず、大人たちは「チューター」として生徒の課題をサポートし、議論の進行を手助けしています。
つばきを巡る「日本と世界を旅して学ぶ」
インフィニティ国際学院の大きな特徴は、教室の枠を超えた「学びの旅」にあります。学院は初等部・中等部・高等部と分かれており、それぞれが異なる形で世界を舞台に学びます。
中等部は、上川町と奄美大島を拠点とし、地域へ深く関わりながら寮生活を送ります。高等部の生徒たちは、国内外を飛び回り、現実の世界から多くのことを学び取ります。実体験を通して学び、自ら考えて行動する力を養うことが目的です。
学院長の大谷真樹さんは、「本物に触れて五感で捉える学びを重視しています。インターネットで知識を得ることは可能ですが、本物に触れることでしか得られない価値がある」と述べています。
つばきを通して見る未来の教育
インフィニティ国際学院は、コロナ禍の影響で一時的に海外への旅が制限されましたが、現在は再び世界を自由に旅しながらの学びを再開しています。国内外での共同生活を通じて、生徒たちは様々な文化に触れ、多くの価値観を学びます。
このような新しい形の教育が未来の学びにどのようなインパクトを与えるのか、非常に注目されています。生徒たちは世界を旅し、多角的な視点で物事を捉え、自らの力で考え行動する能力を育んでいます。
これからの教育で「つばき」という価値観をどのように広げていくのか、その可能性は無限大です。
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