ユベントス対PSV戦レポート:バングーラの活躍で劇的勝利
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグが11日に開催され、ユベントスが2-1でPSVを下しました。この試合ではバングーラが決定的なゴールを決め、ユベントスに勝利をもたらしました。
試合の前半:ユベントスの攻勢
今シーズンのリーグフェーズ開幕節でユベントスはPSVに3-1で勝利しており、この試合も攻撃的にスタートしました。試合開始からユベントスはホームの利を生かし、積極的に相手ゴールを狙いました。
前半15分にはニコラス・ゴンサレスがミドルシュートで相手ゴールを襲い、その後23分にはヘディングシュートで再び得点機会を作り出しました。そして34分、ガッティのインターセプトからの攻撃を最後にマッケニーがボレーで決め、ユベントスがリードを奪いました。さらに前半40分、ゴンサレスが再度ヘディングで追加点を狙いましたが、1点のリードを保ったまま前半を終えました。
後半の展開とバングーラの投入
後半に入ると、ユベントスはユルドゥズに代えてバングーラを投入し、攻撃の手を緩めることなく圧力をかけ続けました。51分にはバングーラがウェアのクロスに合わせてシュートを放ちましたが、相手の守備に阻まれゴールには至りませんでした。しかし、その後もチャンスを狙い続ける姿勢を見せました。
PSVの反撃と試合展開の変化
56分、PSVはワンチャンスを逃さず同点に追いつきます。ラングのシュートのこぼれ球をペリシッチが左足で押し込み、試合は振り出しに戻されました。一旦失った流れを取り戻そうと、ユベントスはコンセイソンとコープマイネルスを投入しましたが、PSVの反撃でリズムを変えられずに時間が過ぎていきました。
試合を決めたバングーラの決定打
77分、ユベントスはヴラホビッチを投入。82分には、この試合で最も重要な瞬間が訪れました。右サイドでボールを持ったコンセイソンがボックス右まで単独突破し、クロスボールが相手ゴールキーパーに一度弾かれましたが、そのこぼれ球をバングーラが見事に押し込みました。このゴールでユベントスは再びリードを奪いました。
試合の終盤にはヴェイガの好守もあり、ユベントスは2-1で逃げ切りました。次の2ndレグはPSVのホームで行われる予定で、ユベントスはアウェイでも勝利を目指します。