ジュード・ベリンガムの劇的勝利でレアル・マドリードがシティに先勝
カルロ・アンチェロッティ監督が率いるレアル・マドリードは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントのプラオフ・ファーストレグでマンチェスター・シティと対戦しました。試合はドラマティックな展開を見せ、最終的にはレアル・マドリードが3-2で勝利を収めました。
試合の流れとベリンガムの活躍
試合はホームチームのマンチェスター・シティが19分にアーリング・ハーランドのゴールで先制しました。しかし、レアル・マドリードは60分にキリアン・エンバペの同点ゴールで追いつきます。その後、80分に再びハーランドからPKを決められ苦境に立たされますが、86分にブライム・ディアスが得点し同点に持ち込みました。そして、試合の後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムが劇的な逆転ゴールを決め、レアル・マドリードが勝利を確定しました。
アンチェロッティ監督の試合後コメント
試合後の会見でカルロ・アンチェロッティ監督は、試合全体を振り返り、「多くのチャンスを作れたことで、チームとしての自信も大きく高まりました」と述べています。また、「選手たち全員が犠牲を払って試合に挑んだ。特にチームの質の高さが際立った」と称賛の言葉を続けました。
守備陣の問題と代役の活躍
この試合を迎えるにあたり、レアル・マドリードは守備陣に複数の離脱者が発生していました。長期離脱中のダニエル・カルバハルとエデル・ミリトンに加え、直前にアントニオ・リュディガー、ダヴィド・アラバ、ルーカス・バスケスが負傷しました。
アンチェロッティ監督は、フェデリコ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニ、ラウール・アセンシオ、フェルラン・メンディをバックラインに起用しました。この新たな陣容に対し、「後ろの4人は一緒に試合に出たり、練習したことがほとんどない組み合わせだったが、彼らは立派に役割を果たした。特にセンターバックの2人は素晴らしかった」と高く評価しています。