秋の行楽シーズンで賑わう静岡の名所巡り ― 地引網体験から巨大迷路まで楽しむ3連休
残暑が厳しかったこの3連休、静岡の各地は観光客で賑わいました。真夏のような日差しが差し込む中、多くの人々が涼を求める様々なアクティビティに参加しました。
地元の子どもたちが参加する「地引網体験」
初日の伊豆市土肥の海岸では、地元の小学生たちのために毎年恒例の「地引網体験」が行われました。約50人の子どもたちが参加し、息を合わせて網を引き揚げるとたくさんの魚が捕獲され、大漁の歓声が上がりました。これは、子どもたちに海の豊かさを知ってもらう貴重な経験となりました。
観光名所「土肥金山」で涼を満喫
観光客に大人気の「土肥金山」では、ギネスブックに登録された世界一巨大な金塊が展示されています。この日の金塊の時価は32億1300万円と高騰しています。また、金塊に夢中になるだけでなく、坑道内の19℃という涼しさも観光客を惹きつけ、暑さから逃れて涼しさを楽しむ一時となりました。
富士山こどもの国の「巨大迷路」
富士市の「富士山こどもの国」では、毎年秋に恒例の「巨大迷路」がオープンし、多くの家族連れが訪れていました。この迷路はテニスコートおよそ18面分の広さで、子どもたちは2メートルのススキをかき分けながらゴールを目指して挑戦しました。自然の地形を活かしたこの迷路は、11月上旬まで楽しめます。
掛川市の「ナシ狩り体験」
掛川市では多くの人がナシ狩り体験を楽しみました。甘くてみずみずしい希少品種「かおり」などの大きなナシを求め、多くの家族が訪れていました。今年は台風や猛暑の影響で例年よりも収穫量が少なかったですが、その中でも貴重な体験ができたと、訪れた人々は語りました。
島田市で賑わった「島田髷まつり」
連休の2日目に、島田市では「島田髷まつり」が行われました。練習と違った緊張感の中、市内を歩いて手踊りを披露する参加者たちは、お客の声援とカメラのフラッシュを受け、島田の伝統を楽しみました。
波で「結構揺れた」静岡市の海でサップ体験
静岡市の海岸では、子どもたちがSUP(スタンドアップパドルボード)や水上バイク体験を通じて海の安全を学びました。「結構揺れた」という波の上での体験は、子どもたちにとっても楽しい思い出に。
エスパルスドリームプラザで「秋の味覚を楽しむ」
3連休の2日目、静岡市清水区では、開館25周年を迎えるエスパルスドリームプラザで「秋のお菓子パンフェア」が開催されました。県内外から50店舗以上が参加し、クリやイチジクなど秋の味覚をふんだんに使ったスイーツが多く並ぶこのイベントは、9月23日まで続きます。
多くの観光地で賑わいを見せたこの3連休。次の連休も多くの人々で賑わうことが予想されます。