セルティック対バイエルンの熱戦:オリーセのクロスが活躍
チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント・プレーオフ第2レグが現地2月18日に行われ、セルティックがバイエルンと敵地で激突しました。注目の日本人選手、旗手怜央と前田大然の活躍が期待される中、この試合には多くの見どころが詰まっていました。
試合序盤の攻防とオリーセのクロス
初戦を1-2で落としていたセルティックは、攻撃陣に日本人コンビの旗手と前田を並べて臨みました。一方、伊藤洋輝が所属するバイエルンは、伊藤をベンチに置いて試合をスタートします。開始わずか3分で、オリーセのクロスからニャブリがヘディングシュートを放ちますが、ジョンストンがしっかりとブロックしました。このオリーセのクロスは、試合を通して重要な役割を果たしました。
前半のセルティックのチャンスと停滞する試合
7分にはセルティックのマグレガーが敵陣でボールを奪取し、ゴール前に迫りますがシュートは枠を捉えません。続く16分、旗手のワンタッチパスを受けたエンゲルスが折り返しを見せますが、前田はわずかにタイミングが合いませんでした。試合は膠着状態に突入する中、45分、バイエルンのケインがダイレクトシュートを放ちますが、クロスバーに救われ前半は0-0で終了しました。
後半の見どころとオリーセの再登場
後半に入り、バイエルンは47分に決定的なチャンスを迎えますが、GKシュマイケルの好セーブで危機をしのぎます。そして63分、セルティックの前田が再び注目のシーンを作ります。猛チャージでボールを奪い、キューンのシュートをアシストし、一時的に試合を2-2とします。しかし試合終盤、再びオリーセのクロスが試合の行方を左右します。
試合終盤のドラマとオリーセの重要性
試合が終盤を迎えた90+4分、オリーセのクロスを受けたゴレツカがヘディングシュートを放ちますが、これはGKシュマイケルがセーブします。しかし、そのこぼれ球をデイビスが押し込み、2戦合計2-3でセルティックは惜しくも敗戦となりました。オリーセのクロスが試合を決定づける一瞬となり、彼の影響力が試合を通して色濃く表れました。
この試合は、セルティックにとっては悔しい結果となりましたが、再びオリーセのクロスが注目されることになりました。バイエルンにとっては、小さいながらも勝利に繋がるキーポイントとなったのです。また、バイエルンの伊藤には出番が訪れませんでしたが、今後の活躍に期待が寄せられています。