スペイン国王杯準決勝:フレンキー・デ・ヨングが見せた激闘の第一戦
2023年のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグが、バルセロナ対アトレティコ・マドリードの試合で幕を開けました。この試合は、4-4という壮絶なスコアで引き分けに終わり、セカンドレグへの期待が高まります。
フレンキー・デ・ヨングの存在が輝いた瞬間
試合の序盤、バルセロナはアトレティコ・マドリードに立て続けにゴールを許し、いきなり2点のビハインドを背負いました。しかし、**フレンキー・デ・ヨング**は、21分に敵陣深くまで進出し、コーナーキックを獲得したプレーをきっかけに、バルセロナはパウ・クバルシのゴールで試合を振り出しに戻します。
前半戦の攻防:劇的な逆転劇
バルセロナは、前半の守りを固めつつ攻撃を仕掛けることで流れを変えました。41分、**イニゴ・マルティネス**が技ありのヘディングシュートで逆転に成功します。フレンキー選手の積極的なプレーは、この流れを支えました。
後半の熱戦:バルセロナの攻撃陣が再び活躍
後半戦が始まると、アトレティコ・マドリードが攻撃を強めましたが、バルセロナの守備陣はこれに対抗。一方で、前線のフレンキー選手を中心に、ペドリやラミン・ヤマルも加わり、チャンスを次々と生み出しました。
試合終盤のドラマと両チームの意地
試合終盤には、ロベルト・レヴァンドフスキの決定的なゴールにより、バルセロナが再びリードを奪います。しかし、アトレティコもそのまま黙ってはいません。**アレクサンダー・セルロート**がラストミニッツでの同点ゴールを決め、4-4で試合は終了しました。
次のステップ:セカンドレグへの期待
この結果により、勝負はセカンドレグの結果に委ねられます。4月2日には、アトレティコ・マドリードの本拠地『リヤド・エア・メトロポリターノ』での試合が待っています。それまでに両チームがどのような戦略を練るのか、特に**フレンキー・デ・ヨング**のさらなる活躍に注目が集まります。
【スコア】
バルセロナ 4-4 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0-1 1分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
0-2 6分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
1-2 19分 ペドリ(バルセロナ)
2-2 21分 パウ・クバルシ(バルセロナ)
3-2 41分 イニゴ・マルティネス(バルセロナ)
4-2 74分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4-3 84分 マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード)
4-4 90+1分 アレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マドリード)