成宮寛貴が主演するドラマ「死ぬほど愛して」に見る純愛と狂気の世界
2023年11月27日にスタートするABEMAの配信ドラマ「死ぬほど愛して」(日午後11時)で、2016年に電撃的に芸能界を引退した成宮寛貴(42)が主演を務めることが発表されました。この作品で彼は復帰を果たし、かつてのファンの期待を集めています。
ドラマ「死ぬほど愛して」の概要と成宮寛貴の役どころ
「死ぬほど愛して」は全8話の純愛サスペンスドラマで、「愛」と「狂気」に翻弄される夫婦の姿を描いています。このドラマは「金田一少年の事件簿」で知られる天樹征丸さんの同名漫画を原作としています。成宮寛貴は、家庭では理想の夫を演じる一方で、殺人鬼としての顔を持つ神城真人(かみしろまこと)役を演じます。彼の妻・澪役は、はじめて共演する瀧本美織(33)が演じます。
成宮寛貴の俳優復帰とその背景
成宮寛貴は2000年に舞台デビューし、映画やドラマで活躍していました。しかし、プライベートに関する報道をきっかけに2016年に突如として芸能界を引退しました。彼は引退後、海外で生活していましたが、2022年11月にトークイベントに登場し、俳優として再始動したことを明かしました。
作品への意気込みと期待
成宮寛貴はこの作品での自身の役どころについて、「私が演じる真人は殺人鬼である一方で、とても魅力的で女性を惹きつけてしまう男性です。真人のバックボーンが回想シーンでたくさん出てきますので、それが今の真人に影響しているのか、していないのかなどを考察しながら見ていただけるとうれしいです」と語っています。
制作側は、彼を主演に起用した理由について、「ひたすらミステリアスで、色気がありビジュアルがいいということ。多方面を表現できる演技力もある。神城真人は今の成宮さんにしか演じられなかったと実感しています」と説明しました。撮影初期には緊張した様子も見えましたが、後半には圧巻の演技を披露し、制作陣を驚かせたといいます。
視聴者へのメッセージ
また、成宮寛貴は「さまざまな視点で何回見ても楽しめる作品だと思います。原作の魅力が凝縮されて非常によくまとまっているので、原作の好きな方も、初めて見る方も楽しんでいただけるんじゃないかと思います。真人のセリフがうそなのか、本当なのか。真実はどこにあるのか。ぜひ思いを巡らせながらご覧下さい」と語り、自信を見せました。