四国の大規模停電、潮流急増で本州と四国の需給バランスに影響 四国電力送配電が見解
四国電力送配電の見解
四国電力送配電は、9日夜に発生した四国4県での大規模停電に関して、同日深夜に原因について発表しました。同社によると、同日午後2時21分に、本州と四国をつなぐ電力連系線である「本四連系線」に事故が発生したことが明らかになりました。この事故により連系線の2回線が停止し、復旧作業中に阿南紀北直流幹線の本州への潮流急増が起こり、四国の供給力が不足したため、本州と四国の電力需給バランスを維持するための装置が作動し、結果的に停電が発生したと述べています。潮流増加の具体的な原因については、現在調査中であることを明らかにしています。