南海トラフ地震に関する臨時情報の調査終了について
2023年1月13日夜、宮崎県の日向灘で発生した最大震度5弱の地震について、気象庁は「南海トラフ地震の発生可能性が平常時より高まった現象ではない」と述べました。
宮崎県日向灘の地震について
1月13日午後9時19分頃、宮崎県の日向灘を震源とする地震が発生しました。宮崎市では震度5弱が観測され、兵庫県豊岡市では震度3、また近畿地方各地でも震度1から2の揺れが観測されました。この地震に関して気象庁は、南海トラフ地震との関連を調査しました。
南海トラフ地震臨時情報の「調査終了」発表
今回の地震について、気象庁は「新たな巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっている現象ではなかった」とし、南海トラフ地震臨時情報の『調査終了』を発表しました。この発表により、「南海トラフ地震が間近に迫っている」との懸念は払拭されることとなりました。
防災対策本部の動きと今後の備え
和歌山県は、南海トラフ地震臨時情報の調査終了に伴い、防災対策本部を解散しました。しかし、「地震はいつ起きてもおかしくない」とし、住民に対して日頃からの地震の備えを再確認するよう呼びかけています。防災の観点からは、常に正しい情報を得て適切に備えることが求められます。
日常の備えと情報の確認
地震という自然現象に対して、常に備えを怠らないことが大切です。家庭や職場では防災用品の点検を行い、防災計画を再確認することが推奨されます。また、最新の情報を気象庁や自治体から入手し、適切な行動ができるよう心がけましょう。
今後もこのような臨時情報に注意し、安心安全な生活を守るために日々の備えを進めることが重要です。