ウォーターガーベラが魅せた!GIIIシンザン記念で驚きの三着
2025年1月13日(月曜)、中京競馬場で開催された「第59回シンザン記念」は、3番人気のリラエンブレムが2馬身半差で圧勝し、無傷のV2を達成しました。しかし、その話題をさらったのは3着争いに食い込んだ、14番人気のウォーターガーベラ(牝・河内)。彼女が2番人気のマイネルチケットを尾差でかわして先着し、レースを盛り上げました。
レースの展開とウォーターガーベラの戦術
ウォーターガーベラはスタートでやや出遅れましたが、大外枠から中団馬群を見取りながら内側に潜り込みました。レースの中盤では外から進出する他の馬たちに惑わされず、**鞍上の団野騎手**は冷静に内で待機。直線で巧みなコース取りを見せ、前の二頭を追撃しました。最後の直線でウォーターガーベラは一呼吸置き、ラストスパートでマイネルチケットを抜き去り、見事三着を確保しました。
兄ウォーターリヒトとの共鳴
ウォーターガーベラの快挙は偶然ではありません。彼女の**半兄ウォーターリヒト**も昨年のシンザン記念で17番人気でありながらも3着を獲得しています。兄妹揃って異彩を放ち、舞台となった中京競馬場で優れた適性を示しています。そのウォーターリヒトは前週のGIII京都金杯でも2着の好成績を収め、家族の強さを証明しました。
団野騎手の感想と今後への期待
団野騎手は初めてウォーターガーベラに騎乗した「テン乗り」でしたが、返し馬の段階からその所作や動きの良さを実感していた様子でした。「外枠が難しかったですが、この枠なりにいい位置で競馬ができました。**最後は脚を使えていましたし、今後が楽しみです**」と、ウォーターガーベラの今後への期待を口にしました。
これにより、ウォーターガーベラは今後のレースでも注目の的となることでしょう。彼女の舞台での適性と奇抜な走りは、今後の活躍に多くの期待を寄せています。